こんにちは! silverです。
今回はブラックジャックで還元率を100%以上にすることも可能なカードカウンティングについて紹介したいと思います。実戦で使用する私の自作スクリプトの内容についても合わせてご紹介します。
スクリプト自体と使い方は次の回を参照してください。
実戦ではこのスクリプトを使ってカウンティングを行っていきますが、それでもゲーム中は時間制限もあり結構忙しいです。
ですので、先に基礎となるベーシックストラテジーについてマスターしていない人はベーシックストラテジー解説記事を書いたので勉強してからもう一度戻って来て下さい。
この記事もベーシックストラテジーを知っている前提で書いています。
そもそもブラックジャックのやり方がわからない人はブラックジャックのルールを覚える記事へどうぞ。
また、当サイトで対象にしているオンラインカジノはカジノフライデーです。
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(2022年現在、カジ旅の規約が改訂されカウンティングNGとなった為、戦略とおすすめカジノを変更しております)
おすすめカジノのカジ旅への入会方法やボーナスを効率よく換金する方法についても記事にしていますので興味がある方はご参照下さい。
注意!!
- 規約で明確にカウンティングが禁止されているカジノ(ベラジョンカジノ/インターカジノ/カジクラなど)では絶対にカウンティングを行わないようにお願いします。規約違反になりますので、勝利金の没収、出金停止やアカウント凍結もありえますのでご注意下さい。
- カウンティングが禁止されていないカジノでも、カウンティング自体カジノから嫌われる行為です。その点をわきまえてカウンティングしていることは絶対に口外しないようにしましょう。
- たまには勝つことを忘れてカジノ自体を楽しむようにしましょう。好みのディーラーとチャットしながらゲームしたり、ルーレットやスロットで遊ぶなりしてカジノにお金を落としましょう。もちろん勝ってる時でよいので。
目次
カードカウンティングとは?
ベーシックストラテジーで戦っていると、例えば アップカード が6で自分の手が12だと通常は スタンド しますよね?
このときよくあるのは、ディーラーのもう1枚が10で16、10を ヒット して バスト するパターン。
スタンドするのは、このディーラーのバストを狙っています。
でも今までのゲームで10がたくさん出ていて、逆に6以下の小さいカードがあまり出ていなかったらどうでしょうか?
残っているカードは小さいカードばかりなのでディーラーが小さく手を進めて17~21に収まる確率が高くなると思いませんか?
そういう場合は、こちらも10を引きにくいので、12ならヒットして少しでも手を強くしたほうが勝ちやすくなります。
以下が、この時のストラテジー表の例です。
逆の場合も考えてみましょう。
ディーラーのアップカードが2や3の場合はバストせず強い手に成長する可能性が高いので、こちらの手が12ならヒットします。
でも今までのゲームで小さい数ばかり出ていて10が大量に残っている状態なら、こちらが10をヒットしてバストする可能性が高くなります。
この時はディーラーもバストしやすいのは同じなので、こういう状態ならスタンドするほうが勝率がアップします。
この時のストラテジー表の例は以下のようになります。
このように、残っているカードの状態によって少しずつベーシックストラテジーを変化させるのがカウンティングの基本的な考え方になります。
カウントするカードは?どうやってカウントするの?
カウンティングにはカウントするカードの種類や点数の付け方で複数の手法があります。
今回使用するのは「新訂 ブラックジャック必勝法」のカウンティング手法になります。
カウントするカードは「10(絵札を含む)」と「3~6」です。
カウントの仕方は、10が一枚出たらマイナス1、3~6のどれかが1枚出たらプラス1として、カードが出るたびに足し引きしていきます。(このカウントした数字をランニングカウントと言います)
カウントの数字がプラスの時は残りのカードに10が多い為、バストしやすくなります。
戦略としてはスタンドすることが多くなり、プレイヤーが有利になるのでより攻めた戦略( ダブルダウン や スプリット )の機会が増えます。
逆にカウントの数字がマイナスなら小さい数字が多い為、バストしにくくなります。
ヒットすることが多くなり、プレイヤーが不利になるのでダブルダウンやスプリットの機会は減ります。
ランニングカウントとトゥルーカウント
上記のようにカウントした生の数字をランニングカウントと呼びます。
このランニングカウントの数字が同じでも残りのデッキが多ければその意味は薄まってしまいます。
そこで、ランニングカウントを残りのデッキ数で割って、デッキ数の影響を無くしたものがトゥルーカウントになります。
例えば、10が4枚出てランニングカウントがマイナス4だとしても、残りデッキ数が5ならトゥルーカウントはマイナス0.8ですが、残りデッキ数が2ならトゥルーカウントはマイナス2となり影響は大きくなります。
ストラテジー表の戦略を変化させるのはこのトゥルーカウントの方を使います。
カジノ側のカウンティング対策と狙い目
カウンティングではトゥルーカウントを使ってストラテジー表を変化させるため、カジノ側のカウンティング対策として「デッキ数を増やして深く配らずにシャッフルする」というのがあります。
こうすればよほど偏ってカードが出ない限りトゥルーカウントの数値があまり変化せずカウンティングの効果を削減することができます。
もう一つの対策はCSM(Continuous Shuffle Machine)の採用です。(以下のようなマシン)
1ラウンドごとにカードはこのマシーンに戻されてシャッフルされてしまいますので、カウンティングをしても意味がありません。
カジ旅のライブカジノでも採用されているテーブルがあります。
カードシュー(Card Shoe)を使っているテーブルを選びましょう。(以下のようなヤツ)
逆に狙い目はデッキ数が少なくて深くまでカードを配ってくれるテーブルです。
最近は6DECKのカジノは見かけませんので規約が緩めのカジノを選んでください。
カジ旅のLIVE BLACKJACKやVIP LIVE BLACKJACKだと6DECKスタートで2DECK前後まで配ってくれるテーブルがあります。他は大体8DECKスタートで4DECK前後までしか配ってくれません。(これは当ブログでカジ旅をおすすめしている理由の一つでもあります)
エースのサイドカウントによる賭け金の設定
前述の参考書ではストラテジー表の更新には上記の10と3〜6のカウントを使っていますが、賭け金をいくらにするかについては、Aを別でカウントしてそれも考慮しています。
このときAは-1としてカウントしています。
つまりAがDECKに残っているほどプレイヤー有利なので賭け金を上げます。
ケリーシステムによる賭け金の設定
ケリーシステムは最も効率の良い賭け金を導く法則で以下の式で表せます。
最適賭け金 = (期待収益率) × (元手の総資金)
期待収益率
ベーシックストラテジーによる収益率(RTP)に「トゥルーカウント×0.5」を足したものがその時のおよその期待収益になります。このとき、トゥルーカウントとしてAを考慮したトゥルーカウントを使用します。
具体例を見てみると、カジ旅の「LIVE BLACKJACK」のRTPは99.5%です。トゥルーカウントが2の時の期待収益は以下のようになります。
99.5+2×0.5=100.5% (プラス0.5%)
なので、元手が$1000なら、1000×0.5%=$5がこの時の最適賭け金になります。
元手の総資金
元手の総資金は各自が使える金額にしてください。
ただし、ある程度の賭け金にするためには$500ぐらいが最低ラインです。
当サイトで作成したスクリプトはこの法則を使って賭け金を計算しています。
賭け金のカモフラージュパターン
カウンティングをしている人の特徴として、賭け金の幅が大きいというのが挙げられます。
上記の最適賭け金を使用すると、賭け金の幅が大きくなりすぎます。
なるべくバレないようにするため、最低ベットと最高ベットの倍率を8倍程度に抑える賭け方をするにはトゥルーカウントの数字によって以下のように賭けます。
(参考文献からの引用です)
カウント | 倍率 | 資金$1000時の賭け金 |
---|---|---|
0以下 | x1(0.15%) | $2($1.5) |
+1 | x1(0.15%) | $2($1.5) |
+2 | x2(0.3%) | $3 |
+3 | ×4(0.6%) | $6 |
+4以上 | ×8(1.2%) | $12 |
当サイトで作成したスクリプトでは、ケリーシステムに基づく賭け金と上記カモフラージュパターンを適用した場合の賭け金の2パターン表示していますので、好きなほうを使ってください。
さて、ちょっと長くなってしまったのでスクリプト自体の使い方については次の記事に回したいと思います。最後に参考文献を載せて今回は終わります。
参考文献
齋藤隆浩 (1999) 「新訂 ブラックジャック必勝法」 データハウス